AdvancedW-ZERO3es/購入/09 話題のExchangeサービスを使ってみた! - Advanced/W-ZERO3[es]

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AdvancedW-ZERO3es/購入/09 話題のExchangeサービスを使ってみた!

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Advanced W-ZERO3[es]が発売されて、すでに1か月。スマートフォンでも最高クラスの解像度(800×480ドット)を持つ液晶、充実したインターフェース、Office 2007のファイルへの対応などから、ビジネスシーンでもより使いやすくなっている印象だ。
そこで、Advanced W-ZERO3[es]をさらに有効活用するため、個人でも利用できるExchange系のサービスを探してみた。Exchangeはサーバー上でメールや連絡先などのデータを管理するため、外出先でもスマートフォン内のデータを会社のPCと同じ状態に保つことができる。つまり対応の素早さを求められるビジネスマンにとって、スマートフォンをより使えるツールにするための最良のパートナーというわけだ。
しかし、多くのサービスには“5ユーザーから”といった最小契約数などの問題があり、なかなかよいものが見つからない。そんななか、8月6日にAdvanced W-ZERO3[es]への対応が発表されたばかりのアイルおよびラピッドサイトのサービスは、1メールボックス月額1,575円から使えるとのこと。この手軽さに目をつけた筆者は、さっそくアイルのExchangeサービス試してみた。

意外に簡単だった導入までの流れ

アイルのExchangeサービスは公式サイトの右上にある「お申し込み」欄から行なう。オンライン、オフライン(郵送やFAX)どちらからでも申し込めるが、今回はすぐに済ませられそうなオンラインを選択。入力する情報は写真のとおり普通のWEBサービスと大差なし。Exchangeサービスというと複雑な契約が必要かと考えていたが、簡単に申し込みができた。

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申し込みが終わると登録したアドレス宛に、ユーザー名やパスワード、ドメイン名が書かれたメールが3日以内に到着する。これらの情報を使ってサーバー管理ツール「PEM」にログイン。このツール上で、Exchangeサービスを使いこなすための設定を行なう。

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このツールでは、eメールアドレス(1ドメインで5つ作成可能!)や、パブリックフォルダの作成、設定を行なう。初心者には難しいと思っていたが、公式サイトの「スタートアップガイド」内にあるマニュアルどおりに進めると、1時間もかからないうちに設定が完了した。

ちなみに「スタートアップガイド」内の下のほうに「すべてをまとめてダウンロード」という項目があるので、個別で問題がある場合以外は、これをダウンロードするのがおすすめだ。

Advanced W-ZERO3[es]と同期させて、外から最新のPIMデータを入手

通常、Advanced W-ZERO3[es]で使用する予定表や連絡帳などのPIMデータは、PCと直接接続し、Active Syncで同期させてアップデートしていく。しかし時間がないときに同期せずに外出してしまう、というのはよくあること。
しかしExchange Serverと一定時間ごとにActive Syncで連携させると、外出先からでもつねに最新のデータを得られる。これで同期しないまま外出した際や、何らかのアクシデントでPIMデータがなくなった場合でも、PHSの電波や無線LANの範囲内ならば安心だ。

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なお、メールだけであれば同期させることなく、Exchangeサービスでそのまま転送することが可能だ。ただしこの設定では、自分のアドレス宛に届いたメールはすべて受信してしまう。また、特定のメールだけ急いで確認したい場合もあるだろう。
そこでメールの振り分け設定を利用すれば、受信にかかる時間的、労力的なコストを軽減できる。外出先で、急ぎの案件のメールのみ確認したい場合などにぜひ利用したい機能だ。

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OWAを使ってパブリックフォルダ上のスケジュール・連絡先を確認

打ち合わせ先で、次回の打ち合わせにほかのメンバーを同席させてほしいと言われたときに、社内メンバーの予定を知りたい。こんなときは、Advanced W-ZERO3[es]から、Webブラウザで確認できる「Outlook Web Access」にアクセスすれば、通常のOutlookとほぼ同じ機能を使うことができる。つまり、社内の人間とデータを共有する、パブリックフォルダの機能が使用できるのだ。

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パブリックフォルダで共有できるのは、連絡先や予定表、メール、メモ、仕事など。筆者が1週間ほど使用したところ、ほかのメンバーしか知らない連絡先が必要なときなど、スマートフォンとの連携だけでは難しい問題も解決でき、ビジネス効率のアップに大いに役立った。

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ちなみに、写真は「Opera Mobile」(表示100%)でパブリックフォルダを使用している。設定を変更せずとも十分に見やすいのは、さすがAdvanced W-ZERO3[es]と言ったところか。

優秀なサポートの方々にものすごくお世話になりました

Exchange系のサービスに慣れていない筆者は、導入時の設定こそ「スタートアップガイド」があったため簡単にできたものの、その後の設定では苦戦しまくり。
そんな時に助かったのがアイルのサポートの手厚さ。土日も含めて毎日無料で電話での相談ができるうえ、Exchangeサービスに関するもの以外にも、例えばOutlook Mobileの機能の部分についても調べてくれたり、メールもかなり早く返信が来たり(筆者が19時ころに送ったメールに2時間ほどで到着した)と、好感が持てる部分が多かった。
これなら初心者が導入、使用時に困ったことがあっても大丈夫だと確信ができる充実ぶりだった。

7日間の無料期間もあるので、気軽に試してみよう!

今回の使用を通じて、“外に持ち歩くPC”としてのスマートフォンをビジネスで最大限に使いこなすには、Exchangeサービスは不可欠な機能に感じられた。外出先でのメール確認、データのバックアップ、そして社内メンバーとの連携など、ユーザーによってさまざまな使い方ができるだろう。まだまだ使いこなせていない機能もあるので、今後も触っていくつもりだ。
本製品をOutolookを使ってExchangeサービスを利用するときには、「Outlook2003」以上が必要だ。ただし持っていない場合でも1アカウントごとに「Outlook2003」を無料で提供してもらえるし、もちろん上記のように「Outlook Web Access」を使っても十分に機能は使いこなせる。よほど古いPCを使っている人以外は月額1,575円さえ支払えば問題なく開始できるだろう。
なお、現在アイルでは7日間の無料トライアルを行なっている。また8月23日まで、Advanced W-ZERO3[es]と、Exchangeサービスの6か月以上の契約を同時に行なうと10,000円以上安くなるキャンペーンも行なっている。Exchangeサービスに興味を持った人、そしてAdvanced W-ZERO3[es]との連携に興味を持った人はぜひ試してみよう。





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